普段は競合するライバル企業同士がお互いを褒め合い、同業者だからこそ知る商品のすごさを明らかにするフジテレビのユニークな番組「ほめゴロシアム」（２６日後２・３０、関東ローカル）。
新型コロナウイルスの感染拡大で経済状況が厳しい中、互いに業界を盛り上げようとライバル企業の共演が実現。“アンタッチャブル” だった関係に踏み込む企画ということで、ＭＣはアンタッチャブル（山崎弘也、柴田英嗣）が務める。
登場する企業は「チョコレート菓子」で４社。シェア１位で「アポロ」「きのこの山」などで知られる明治。同２位で「ガーナ」「コアラのマーチ」などのロッテ。さらに「ブラックサンダー」などの有楽製菓。「きなこもち」などのチロルチョコ。
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チョコの包み方、味の再現力、低価格を実現するための技術など４社が互いの商品を褒め合う。その目線はプロならではのものばかりで、ある商品が、実は他社の商品にインスパイアされていた事実も明らかになる。
「居酒屋チェーン」は３社が出演。コスパ最強の鳥貴族。浜焼きスタイルで知られる磯丸水産。大阪の味で急成長を遂げる串カツ田中がテレビ初共演する。
スタジオゲストは藤田ニコル、藤本敏史（ＦＵＪＩＷＡＲＡ）、向井慧（パンサー）。
収録後、山崎は「お腹いっぱい。（ゲストの）みなさんもそういう意味ではビュッフェに来たような感じで…。藤本さんは“一食浮いた”と言っていたから」と笑いながら第一声。柴田は３つの居酒屋に普段から通っているそうで「こういう大変な時だから褒めて、応援し合って、お店がうまくいったらいいな。褒めて伸びる！ みんなが闘うのではなく、競い合って、伸ばし合う。この番組を見てそう感じてもらえたらいい」と話す。
山崎も最後に「近くにいる人を褒めてみてもらいたい。フジに我々を褒めるコメントを送ってもいいし（笑）。とにかく何か褒めるというアンテナを立てて生活を送っていただきたい」と締めくくった。