今年、嵐が5人で会見に出席したのは8月5日と今月11日の2回のみ。いずれも質疑応答の機会はなく、今回は活動休止を数日後に控え、冒頭は5人に硬さが見えた。
その空気を“壊した”のがリーダーの大野だ。
櫻井から相葉まで一人ずつ現在の心境を語り、最後に大野が「活動休止の実感は来年なっても分かんないんじゃ…」とボケると、他のメンバー4人や記者、関係者までも大爆笑。場の空気を一気に和ませる気遣いがあった。
生配信ライブの演出を担当する松本は、こだわりを4分半にわたり熱弁。途中で「僕ばっかりしゃべって、すいません」と言うほど、31日にかける思いがあふれた。
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嵐は一人一人を尊重し、誰かが語る言葉を静かに聞いている姿が印象的。二宮の「仲が良い悪いだけでグループの質量は量れない」という言葉には重みがあった。
大野が「嵐を超えるグループは現れない」と語ったのは本音だろう。彼らが国民的グループと呼ばれるゆえんが全て詰まった34分間だった。(ジャニーズ事務所担当・渡邉尚伸)