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インタビュー前にリラックスして撮影に臨む左から相葉、二宮、松本、大野、櫻井(撮影・桐原正道)
--大みそかの生配信ライブに向けて
松本「ずいぶん前にやるって決めたタイミングから、生でやることにこだわりを持って作り始めたので、配信でお客さんはいない状態ですけど、あくまでもリアルタイムに同じ時間をみんなで共有できるものをやりたいのが一つ。あとは、20周年のツアー(※1)で自分たちの代表曲を並べたベスト版をやって、アラフェス(※2)でファンの皆さんに(歌唱曲の)リクエストをいただいて、ファンの人が選ぶファンのためのライブを作ったので、次に何をやるか考えたときに、5人で話して、自分たちが届けたいメッセージをテーマに作っています」
相葉「(隣にいる松本にささやくように)あと、あれじゃない? 参加型っていうね」
松本「そう。大きな声でお願いします(笑)」
相葉「いやいやいや。それは(演出担当の松本が)代表してさ(笑)」
松本「僕らは毎年ライブツアーをやらせていただいている中で、毎回新しいことにチャレンジしてきたグループなので、最後のこのライブに関してもチャレンジしたい。生配信なので一方通行でこちらがやっていることを届ける形になってしまうのが僕らとしては寂しいし、何とかファンの人たちと直接つながれないかなという思いから、そういう仕掛けをいろいろとやっています」
--例えば
松本「(YouTubeで)『準備だTV』(※3)を立ち上げて、事前にいろんなものを募集したり、企画をみんなで一緒にやろうと動いていたりとか。あとは生配信でライブを見ているときに、僕らとつながるだけじゃなくて、ファンの人同士のつながりも大事に過ごしてほしいので、『フレンズ参戦機能』(※4)を作ったり。リアルタイムにみんなが会場に来られるシステムだったり…」
--大みそかのライブ開催はいつ決めたのか
松本「活動休止の会見をやった約2年前(昨年1月27日)には、この日にライブをやるというのを決めて、そこからずっと動いていました。(新型)コロナ(感染拡大)が始まる前から、配信という形を取らなければ、僕らのファンの人たち全員が同じ環境で見られる状況にならないだろうと思っていたので、その準備は少しずつしていて」
--その後、想定外の感染拡大となったが
松本「ただ、時代がこういうことになってしまったので、配信(ライブ)をみんながやる状態になって。その中でできること、できないことの情報をナレッジ(知識)として、技術的なことだったりとか、いろんなことが分かったというのは結果的に僕らにとってはよかった。つながれる配信ライブを目指して作っているところです。ただ、やったことがないので、どうなるか分かんないですね(笑)」
※1=2018年11月16日~19年12月25日まで50公演を行い、アーティスト史上最多の237万5000人を動員
※2=今年11月3日に配信した国立競技場ライブ
※3=正式名称は「This is 嵐 LIVE みんなで準備だ!TV」。11月30日から配信され、メンバーとファンが一緒にライブを楽しむ準備をしていくための動画を計10本配信予定
※4=ファンクラブ会員向けの機能。遠方にいるなどの理由で会えない友人と一緒に会話したり、コールをかけながら視聴できるグループ初の試み