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インタビュー前にリラックスして撮影に臨む左から相葉、二宮、松本、大野、櫻井(撮影・桐原正道)
取材部屋に現れた5人は撮影時に着ていたジャケットを脱ぎ、「よろしくお願いしまーす!」とあいさつ。記者に向かって左から櫻井翔(38)、二宮和也(37)、松本、相葉雅紀(38)、大野の順に座り、静かに櫻井が語り出した。
櫻井「(昨年1月27日に活動休止の発表をしてから)長い時間をかけて、たくさんの人に感謝の思いを伝え続けてきました。その期間で逆に『ありがとう』と言っていただく機会が本当に数えきれないぐらい多くて、胸がいっぱいになる瞬間がたくさんあった。だから(1999年のデビューから)21年間の嵐の集大成として、12月31日のライブは感謝の思いを込めながらパフォーマンスしたいと思って準備しているところですね」
二宮「いろんな所に行く機会が増えて、昔一緒に仕事をしてくれた人がごあいさつに来てくれたり、すごく懐かしくて。そういう機会をたくさんいただけて、本当にいい期間だなと…」
松本「(活動休止の)実感はまだないです。たぶん、31日にならないと実感はないんだろうなと。やっぱり自分たちの矢印は12月31日のライブに向かっているので、その日になるまでは準備のタイミングという感じがしています」
相葉「うーん…本当に来たなっていうか。(活動休止発表から)2年かけて感謝の思いを伝えてきたんですけど、現実味はなかったんですよね。自分たちで決めたこととはいえ、31日を迎えるその日の想像なんて全くできなかったし、今もできていないというのが正直なところ。カレンダーを見ると、着々と近づいてくる寂しさもあるけど、僕らがやれる最善は一つ一つに対して真摯(しんし)に向き合って、みんなに楽しんでもらえるものを提供すること。今はそこに集中しています」
大野「ずっと(31日を)想像して今年やってきて、今日に至るんですけど、松潤が言うように実感がないですね。3カ月前は『あと3カ月か…』と思ったり、『どんな気持ちでいるんだろう』とかいまだに想像するけど、分かんないというか。たぶん、来年になっても分かんねーんじゃねーかって」
(メンバー爆笑)
相葉「いやいや、たぶん来年は分かるでしょ」
松本「来年は分かってほしいよ」
相葉「分かんなかったらちょっと…(笑)」
松本「そこは気づこう」
大野「…というぐらいね。(デビューから)20年ぐらいやってきているから」
相葉「(嵐の5人で活動する日常が)染みついてるのね」
大野「うん。クセのようにね。(今までは)また1年が始まる、という正月だったから。僕に関しては、特に来年から決まりごとはなくなるということで。想像しているけど分かんないから、今は31日の最後まで、感謝を届ける気持ちでいくっていうことしか考えていないですね」