未来的なデザインなどで20世紀後半のファッションに革新をもたらし、世界的なブランドを築いたフランスの服飾デザイナー、ピエール・カルダンさんが29日、パリ近郊の病院で死去した。98歳。死因は明らかにされていない。フランスのメディアが伝えた。
ファッションデザイナーのコシノジュンコさんの話「考え方が斬新で、デザイナーとして革命を起こした人でした。つくる服はポップで未来的。ファッションを超え、家具やタオルなどまで生活全般を美しくしようとした。貪欲で、ビジネスセンスも素晴らしかった。日本人モデルをコレクションでいち早く起用した、大の日本びいきでもあった。やりたいことをやり尽くして大往生。あっぱれな人生だと思います」
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