お笑いコンビ、ナインティナインが３日放送のフジテレビ系「ナイナイＤａｙｓ」の特別番組（後２・３０）に出演。昨年７０歳で亡くなった志村けんさんが岡村隆史（５０）に与えた影響について語った。
番組では結成３０年を迎えたナインティナインの２人旅に密着。「そういう場所だといろんな話、できるかな」という岡村の希望で、矢部浩之（４９）と昨年結婚した妻との思い出の場所である山梨・西湖でのキャンプを行うことになった。
暗がりの中、２人は火を囲みながらトーク。矢部が「あれもすごい覚えてるな」と切り出し、同局系で放送されたバラエティー番組「めちゃ×２イケてるッ！」（１９９６年～２０１８年）で人気を博し「脂が乗ってきたぐらい」の頃に「（岡村が）『相方、明石家さんまになるやんな』って俺に言うてきてん。『俺、志村けんになるから』って（言っていた）」と回顧。岡村も「俺はホンマ、志村さんのパクリでやってたみたいなとこあるからな、ずっと。『めちゃイケ』なんか特に。それしかできへんかったからな。そういう思いもあったんやろな」と振り返った。
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また今後のお互いへの注文をつけあうくだりで、矢部は「自然体の仕事は、無理しなくていいと思う。逆にキャラを作って入る番組は、もうちょいと力入れてほしいのね。俺は一番面白いと思ってるから。現場でもオンエアでも絶対絶対面白いねん。キャラ入ったときは」と語る。「そんな器用にできるかな？」と不安を漏らす岡村に矢部は「いやいや、やってきたんやから」と励まし、「考えてみたら志村さんってそやったなあって思って。自分のコント番組にはガッて入って、トーク番組は自然体でいてはったなあ」と故人に思いを馳せた。なお、岡村から矢部への注文は「とにかく笑とってくれ」だった。