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はえ縄漁による生鮮マグロ水揚げ量が国内有数を誇る和歌山県那智勝浦町の勝浦地方卸売市場で4日、初市が開かれた。近海で操業していた高知県の漁船2隻がメバチ、キハダなど計約10・5トンを勝浦漁港に水揚げした。
市場ではたる酒で鏡開きがあり、入札が始まった。仲買人がマグロの尾の切り口や腹などを見て肉質を確認。落札後、関東地方や東海地方に出荷するために専用の箱に氷詰めされた。
昨年の初市では約42トンの水揚げがあった。市場長の太田直久さん(57)は「水揚げ量の少ない初市となった。昨年は新型コロナウイルスの影響で値が下がった時期もあったが、大型のメバチが揚がってきている。今年は期待したい」と話した。
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