昨年末で活動休止した人気グループ、嵐の最新アルバム「This is 嵐」が、11日付のオリコン週間アルバムランキングで8週ぶりに1位に返り咲いたことが5日、発表された。同シングルランキングでは「カイト」が前週60位から23位に上昇するなど、嵐作品が年をまたいでも音楽ランキングを席巻。また、同曲を作詞作曲したシンガー・ソングライター、米津玄師(29)のアルバムがソロアーティスト史上初となるダブルミリオンを達成した。
「これからも嵐の音楽を愛していただけたら」-。昨年の「第62回輝く!日本レコード大賞」で特別栄誉賞を受賞した際、櫻井翔(38)が発した言葉が早くも数字となって表れた。新年最初のオリコン週間ランキングは、嵐作品の“嵐”となった。
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アルバムでは活動休止前最後の作品「This is 嵐」が週間1・2万枚を売り上げ、初登場1位となった昨年11月16日付以来8週ぶりの1位返り咲き。1位返り咲きは前作「5×20 All the BEST!! 1999-2019」が2度にわたって獲得したのに続き3度目で、作品数では2作連続に。「5×20-」も前週32位から12位に上昇した。
シングルでは、昨年9月7日付でミリオンを達成した「カイト」が前週60位から23位に、デジタルシングル(単曲)ランキングでは前週11位から3位に上昇した。
映像作品では「ARASHI Anniversary Tour 5×20」がDVDランキングで2位、ブルーレイディスク(BD)ランキングでは13週ぶりに1位返り咲きを記録したのを筆頭に、DVD11作品、BD6作品がトップ100以内にランクインした。
嵐は、昨年末に発表されたオリコン年間ランキング2020の「アーティスト別セールス部門」で推定総売上金額145・2億円を記録。2年連続通算9度目の1位を獲得していた。
5人での歩みに一区切りをつけても、嵐の音楽は愛され続ける。