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北朝鮮の朝鮮中央通信は6日、平壌で5日、第8回朝鮮労働党大会が開会したと伝えた。党大会開催は5年ぶり。金正恩党委員長は開幕演説で経済不振を認めた上で、党大会は「国力強化と人民生活向上のための闘争で画期的な跳躍を実現する踏み台となる」と述べた。核問題や対米関係への直接の言及は伝えられなかった。 金氏は、核・ミサイル開発を念頭に「祖国と人民の運命を守ることのできる強力な保証を手に入れた」とし、経済発展に向けた土台を築いたと強調。一方で、昨年までの国家経済発展5カ年戦略について「目標のほぼ全ての部分で遠く達成できなかった」と指摘した。
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朝鮮中央通信は会議は続くとしている。具体的な日程は不明。統治体制の強化へ組織改編や人事刷新が行われる可能性もある。今月下旬のバイデン次期米政権の発足を前に対米関係や核問題を巡り、どのような姿勢を打ち出すかが焦点だ。
党大会では、新たな国家経済発展5カ年計画が提示されるほか、党規約改正や「党中央指導機関」選出が議題となっている。(共同)