10月の酒税法改正でビールが減税となり、缶商品を中心に伸びが期待されたが、業務用の落ち込みを補えなかった。21年は各社とも家庭向け商品を強化する。
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各社推計によると、市場全体は9%程度の減少で16年連続の前年割れとなった。コロナ禍での巣ごもり需要や低価格志向の強まりで、第三のビールの販売数量は年間で初めてビールを上回ったという。
20年のビール類の販売数量はキリンが4・5%減、サッポロビールは8%減、サントリービールは11%減、アサヒは売上金額ベースで15・7%減だった。アサヒは販売数量を公表していない。市場規模と他社の販売数量から推計すると、キリンがアサヒを上回ったとみられる。