先に3勝した方が勝ちで、山添さんと粂原さんはいずれも3連勝した。クイーン戦は兵庫県尼崎市の会社員本多恭子さん(29)が初防衛を果たせなかった。名人戦では、福岡県古賀市の大学生自見壮二朗さんが19歳4カ月で最年少名人を目指したが及ばなかった。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
山添さんは「クイーンになった実感はまだないが、勝ててよかった。今日の試合では未熟な部分もあったので、これからも頑張りたい」と気を引き締めた。粂原さんは「勝ててほっとした」と話した。
近江神宮は百人一首の第1首を詠んだ天智天皇を祭っており、かるたの聖地として知られる。今回は新型コロナウイルスの影響で観客席を昨年の半分以下に減らし、選手はマスクを着けて対戦した。