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女優、井上真央(34)が9日、東京都内で行われた主演映画「大(だい)コメ騒動」(本木克英監督)の公開御礼イベントに共演の女優、室井滋、鈴木砂羽(48)と登壇した。
1918年に富山県の貧しい漁師町で起こった「米騒動」の実話を映画化。日本の女性が初めて起こした“市民運動”で活躍したおかか(女房)たちを描いた痛快エンターテインメントだ。
緊急事態宣言下となり、この日は無観客で実施。井上は「大変な状況が続くと出口のないトンネルにいる気分になる。この映画や娯楽というものが、一筋差す光になると信じています」と苦境に立ち向かう同映画にコロナ禍をなぞらえた。
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富山県出身の室井は、地元・北陸の大雪被害も心配しつつ、「日々の移り変わりを見て、『たまにだったらマスクをして劇場に行こうかな』と。心のやすらぎになれば」と話していた。