綾瀬が主演したＴＢＳ系「義母と娘のブルース」（２０１８年）などを手掛けた脚本、森下佳子さんのオリジナル作品で、努力家で正義感が強くあわてんぼうな刑事（綾瀬）が、俳優の高橋一生（４０）ふんするサイコパスな殺人鬼と魂が入れ替わる物語。
綾瀬は初の刑事役でありながら、心が男性になる難役に「話すテンポ、携帯の打ち方を意識しています。座り方は足を開いたり、組んだり。男っぽいことよりも女性を楽しんでいる役なので、普段はしない上目遣いとか、最初は難しかったんですけど、楽しんでいます」と工夫を明かした。
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一方、高橋は「綾瀬さんはキュートな女性なので、やりすぎてしまうと反感を買いかねない。針の穴に糸を通すように繊細に演じている。ちょっと過剰だってくらい日常生活も内股で過ごしています」と告白。主人公の同居人役の俳優、柄本佑（３４）は綾瀬の演技に「男性を演じられる綾瀬さんがこんなにかっこよくてたくましいんだと、新しい面が見られる」と絶賛していた。
また、綾瀬は先輩刑事役の北村一輝（５１）について「懐に入ってよたれかかりたいって気持ちになりますね」と信頼。北村から「ちょっとドキドキするとかいろいろ言ってくれてもいいかな？」とつっこまれ、「ドキドキじゃないですね」と大笑いすると、髪飾りのかんざしが床に「どん」と音を立てて落下。北村から「ほらそんなこと言うから！」といじられ、高橋から「大丈夫ですか？」と気遣われていた。