俳優、綿引勝彦さんが昨年12月30日午後0時54分に膵臓がんのため、都内の病院で亡くなっていたことが13日、分かった。75歳。代表を務める「綿帽子」が報道各社へファクスで発表した。葬儀は故人の遺志により近親者のみで執り行ったという。
2018年8月に膵臓内の嚢胞(のうほう)を取り除く手術を行った際に、進行性のがん細胞が見つかり、翌19年12月に肺への転移が認められ、昨年の2月から本格的な化学療法を始めたが寛解に至らず、11月に積極的な治療を打ち切ったという。その後、自宅で療養を続けたが、12月25日未明、容態が急変し再入院。最期は眠りについたまま穏やかに息を引き取ったという。代表作には新型コロナウイルスで昨年亡くなった岡江久美子さんと夫婦役で共演した「天までとどけ」シリーズなどがある。
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