歌手、LiSA(33)が15日放送のTBS系「中居正広の金スマ新春SP」(後8・57)に出演。歌手を「辞めるに値する」と思った失態を明かした。
番組では全国3000人を対象に、LiSAに「聞きたいこと」を調査。「歌手を辞めたいと思ったことは?」という質問に「辞めたいというか、辞めるに値する失態だなと思ったことはあります」と返し、自身初の武道館公演を振り返った。
「私自身、デビューが早かったとは思っていないのですが、だからこそ転ぶのがすごく怖くて、失敗をするのがすごく怖くて。丁寧に、完璧な自分でいるということをずっと心がけていた」
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2014年1月、念願の音楽の聖地でのライブ。「完璧な自分」で臨みたかった気持ちとは裏腹に風邪を引いてしまった。
「あの(キーが)高い曲たちを…。2時間半のステージをやりきらなくちゃいけないっていう日に…」と悔恨。それでも「きっと声が出るに違いない」と自身を奮い立たせてステージに立ったが「最初に『武道館!』って言った瞬間にもう声が(飛んだ)」。
裏声を必死に使って歌ったが、キーの高い曲になると高音が出ず。「頭の中で『もうこの人たちきっと全員いなくなちゃう、どうしよう』って気持ちと、『一緒にここまで歩んできてくれた人たちがみんないなくなっちゃう、どうしよう』っていう気持ちがすごくあった」とステージ中に感じていた不安を打ち明けた。
しかし、初めのうちは戸惑っていたというファンも、LiSAの歌えない部分を歌ってくれるなどして“サポート”。当時を振り返って感謝するLiSAに、大ファンとしてゲスト出演したKis-My-Ft2の宮田俊哉(32)も「そういう日があってもいいんですよ。俺たちがいるんで」と声をかけていた。