元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が16日放送のカンテレ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に生出演。ランチ外食を控えるよう呼びかけた政府に対し、怒りをあわらにした。
番組では、緊急事態宣言が11都道府県に拡大したことを取り上げた。飲食店に午後8時までの営業時間短縮を求めた緊急事態宣言だが、「午後8時以降の外出自粛」とメッセージを受け取る人が多く、西村経済再生相は12日の会見でランチを含めて極力外食を控えるよう呼びかけた。
コメントを求められた橋下氏は「有事の時には政治家が明確なメッセージを出す」ことが必要だといい、今回のメッセージは「責任を誰も負わないメッセージだった」とピシャリ。「飲食店に対してものすごく失礼なメッセージは『午後8時以降は時短で要請で協力金を出す。午後8時までは営業やっていい』って言っているのに、みんなに『ランチするな』というのは休業と一緒なんですよ」と声を大にした。
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「(政府の方針で)はっきりしなくてはいけないのは午後8時までの飲食はいいのか、悪いのか」と提起し、「午後8時まではいいんでしょ? 西村さんがうにゃうにゃ言って、政府もうにゃうにゃ言ってるけど、ダメなんだったら全部休業にして補償ですよ。補償を午後8時以降にして、それまでは営業認めてるんだったら、それは『飲食OK』ってはっきり言わないと!」と訴えかけた。