大学入試センター試験の後継となる初の大学入学共通テストは17日、全国の会場で第1日程の2日目が始まった。教科は理科と数学。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、試験会場では引き続き感染防止策が徹底された。
悪天候で16日に1日目の試験を中止した北海道稚内市の稚内北星学園大は、予定通り2日目の試験を実施した。1日目の科目は30日に再試験を行う。 「数学I」「数学I・A」の試験時間は、センター試験より10分長い70分に変更。理科は「物理基礎」「生物基礎」など基礎4科目と、「化学」「地学」など専門4科目から選択する。
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第1日程の平均点の中間発表は20日、得点調整の有無の発表は22日、平均点の最終発表は2月18日を予定している。
一斉休校で学習遅れがある現役生が対象で、第1日程の追試験も兼ねる第2日程は1月30、31日。第2日程を欠席した受験生の特例追試験は2月13、14日にある。
出願者総数は、昨年の最後のセンター試験より2万2454人少ない53万5245人。入試に利用する大学・短大などは計866校に上る。