宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」の計画責任者を務める津田雄一教授は18日、日本記者クラブのオンライン記者会見で、小惑星りゅうぐうの探査を終えたはやぶさ2が今後、残りの燃料を用いて二つの小惑星を観測すると説明した。
はやぶさ2は2031年、小惑星「1998KY26」に到着して観測を行う計画だが、向かう途中の26年に別の小惑星「2001CC21」も、近くを通過しながら観測する。2001CC21は地球に接近する軌道を持つことが分かっているが、詳しい形状などは不明。
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はやぶさ2は昨年12月、6年間の旅を終えてりゅうぐうの砂の入ったカプセルを地球に送り届けた。砂は現在、整理作業が行われており、6月にも詳細な分析を始める。