東京で１６人死亡、重症は過去最多１５５人　感染は１２４０人、新型コロナ

　東京都は１９日、新型コロナウイルスの感染者が新たに１２４０人報告されたと発表した。６０～９０代の男女１６人の死亡も報告され、死者の累計は７４４人となった。入院患者は前日から７０人減の２９４１人。うち重症者は１２人増の１５５人で、初めて１５０人を超えて過去最多を更新した。
　入院患者のほか自宅療養が８９６６人、宿泊療養が８４３人、入院や療養先の調整中が７５３９人に上った。直近７日間で平均した１日当たりの感染者数は１５４０・１人。感染者の累計は８万７９１４人となった。
　死者１６人の死亡日は昨年１２月１９日～今月１８日。都が１日に発表する死者数としては過去最多となった。新規感染者のうち６５歳以上の高齢者は２１７人だった。経路不明は７４９人。判明した４９１人のうち、家庭内が２５０人を占めた。

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　都内は感染拡大に歯止めがかからず、１月は１日当たりの感染者数が４桁の日が目立つ。病床拡充を進める一方、自宅療養中の死亡例なども出ており、医療提供体制の逼迫が深刻化している。