タイでは昨年、学生主導の反体制デモが頻発。デモ隊は不敬罪の撤廃も求めており反発は必至だ。
当初の量刑は禁錮87年だったが、女性が罪を認めたため減刑された。女性は2014~15年、ユーチューブやフェイスブックに王室を侮辱する内容を計29回投稿。15年に逮捕され、不敬罪とコンピューター犯罪法の罪に問われていた。
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タイでは憲法で国王の不可侵性がうたわれ、名誉を傷つけると不敬罪で1件につき最高15年の禁錮刑が科される。メディアや外国人が対象となった例もあり、国際社会からも批判されている。
不敬罪を巡っては、内外からの批判を考慮したとみられる現国王が適用の停止を指示。2年以上確認されていなかったが、反体制デモを受け警察は今月、男子大学生を逮捕したほか、これまで多数のデモ参加者に出頭を命令してきた。(共同)