俳優、竹野内豊(50)が5月スタートのWOWOW「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」(土曜後10・0)に主演することが19日、分かった。同作では娘を殺されて復讐に走る父親を熱演するが、2009年の映画版には父親を追う刑事役で出演。今回は同じ原作の映像作品で立場の違う役どころという異例の挑戦に注目が集まる。さらに女優、石田ゆり子(51)と15年ぶりの共演も発表された。
刑事として追う立場から復讐を企てる逃亡犯として追われる側へ-。今月2日に50歳の誕生日を迎えた竹野内が、遺族の復讐と少年犯罪がテーマの重厚な話題作に挑む。
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WOWOWドラマ初挑戦となる「連続ドラマW 東野圭吾 さまよう刃」は、人気作家、東野圭吾氏(62)の「さまよう刃」が原作。男手ひとつで育ててきた娘を未成年の男に惨殺された長峰(竹野内)は復讐を決意。良心と罪の意識、法律の間で苦悩しながらも2人の犯人のうち1人を殺害。その後、逃亡しながら主犯の男を追う。
竹野内は2009年公開でモントリオール世界映画祭に出品された映画「さまよう刃」(益子昌一監督)に出演。長峰役は主演の寺尾聰(73)で、竹野内は長峰を追う織部刑事役だった。
今回は同じ原作の作品で立場が全く違う役どころという異例の挑戦。竹野内はオファーを受けた際、「誰かの親になったこともない自分に、娘を失う父親役がどこまで務まるのか、正直、戸惑いました」と告白した。
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