２０日放送のフジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」（月～金曜前１１・５５）は、麻生太郎財務相（８０）が１９日、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済対策として、国民一律に給付金を支給することに否定的な考えを示したことを報じた。
麻生財務相は１９日の閣議後記者会見で「前回と同じように一律１０万円というのはやるつもりはない」とキッパリ。「個別にそういったことをやっている」と述べ、１１都府県に宣言を再発令した今回は、飲食店向けの上限６万円の協力金やその取引先への一時金などで対応しているとの認識を示した。
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番組ではこの話題を取り上げ、コメントを求められたタレント、カンニング竹山（４９）は「まあ麻生さん、昔からこういう“キャラ”ですからね。ただ、これ冷静に見ると、確かに『一律で給付金』ってなると、ちょっと内容は麻生さんの言ってるとおりのところが僕はあると思うんで、他のやり方が僕はいいと思います」と理解を示した。
ＭＣを務める俳優、坂上忍（５３）も「僕も竹山くんと同じ。もう一度１０万円はきついだろうなという気はするんですけど」と同調し、「ただ記者さんの向こう側には、国民の皆さんがいらっしゃるんだという感覚を持っていただくとちょっと言い方も変わってくると思うんですけどね」と麻生氏の“言い方”に苦言を呈した。
話は麻生氏の“キャラ”について及ぶと、お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明（４９）は「どんな状況でも、あのマウスシールドしてるのは、そういうところなのかな。あれ、相当気に入ってるでしょ。どんな時でもだから。あんなの受験だったらまず追い出されますよ」と指摘。１６日に実施された大学入学共通テストで、再三注意されてもマスクで鼻を覆わず失格になった受験生を持ち出してコメントした。