ＪＲ西が２月に２度目の一時帰休　２月、１日当たり１０００人規模

　ＪＲ西日本は２０日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言再発令の影響で利用者の減少が見込まれるとし、１日当たり１０００人規模の一時帰休を２月１日から２８日の期間で実施すると発表した。感染拡大後２度目の実施で、病院を除く全ての部門の社員や契約社員などが順番に休む。
　厳しい経営環境でも雇用を維持し、社員の感染を防ぐことが目的で、線路の保守管理担当者を含めた計約２万７５００人が対象となる。昨年５月から７月にかけても実施し、１日当たり約１４００人が休んだが、線路の保守管理の担当者は対象外だった。

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　ＪＲ西が１８日発表した山陽新幹線、北陸新幹線、在来線特急の１月１～１４日の利用者数（速報値）は、前年の同じ時期に比べてそれぞれ７割以上減少した。グループ会社が展開するホテルを一時休業することも決めており、２０２１年３月期連結決算で純損益が過去最大の２４００億円の赤字になると予想する。