任期は20日正午まで。ワシントン近郊の空軍基地で出発のセレモニーが開かれる予定だが、ペンス副大統領は参加せず、バイデン氏の就任式に出席するとみられている。就任式では通常、新旧大統領が同席するが、トランプ氏は8日、欠席の意向を早々に表明した。
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空軍基地からは大統領専用機でフロリダ州の別荘マールアラーゴに向かうとみられる。米メディアによると、トランプ氏が別荘を取得した際の条件として居住はできないことになっており、近隣住民の間でトランプ氏の移住に反対する動きが起きている。
トランプ氏は自身や長女イバンカ大統領補佐官ら家族への予防的な恩赦を検討しているとも報じられたが、対象者に含まれなかった。保守層に支持されるバノン氏の恩赦により右派を取り込み、退任後の影響力維持につなげる狙いとみられる。(共同)