“本のスペシャリスト”たちの声が作家・加藤に新たな自信を与えた。
本屋大賞は全国の書店員の投票で大賞を決定する“文学界のアカデミー賞”。18回目の今年は加藤の「オルタネート」や20日に第164回芥川賞に輝いた宇佐見りんさん(21)の「推し、燃ゆ」など上位10作がノミネートされた。
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大賞の発表は4月14日。「オルタネート」が選出されれば、芸能人としては第3回の06年に「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」で受賞したリリー以来2人目の快挙達成となる。
加藤は12年刊行の「ピンクとグレー」でジャニーズ初の小説家としてデビュー。5作目の長編小説「オルタネート」は、高校生限定のマッチングアプリを通じて運命が交錯する物語。第164回直木賞の候補6作にノミネートされたが、20日の選考会で最終投票4作に残るも受賞を逃した。
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