俳優の中村倫也(34)が3月18日発売の初エッセイ集「THE やんごとなき雑談」(税抜き1200円、KADOKAWA)で作家デビューすることが21日、分かった。
雑誌「ダ・ヴィンチ」の連載原稿(2018年11月号~2020年11月号)に書き下ろしを加えて書籍化したもので、つかみどころがない俳優のリアルな日常や本音など、中村の“自意識”をさらけ出した一冊に仕上がっている。
中村は「人前で、カメラの前で、本気になって泣き喚いたり甘い言葉を吐いたり。自分の経験や感覚からしか生まれないそれらを多くの人に見せるのは、まるで恥部を晒しているような作業だなぁとも思うのだが、まだ『脚本だから』と言い逃れもできる」とコメント。
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続けて「この2年間、僕個人の生活の中で感じた本音とやらを、できるだけ丁寧に綴ってみた。つまり言い逃れのできないこれらは、恥部中の恥部だ。そんなものが世に出るなんて…」とシャイな一面ものぞかせていた。ロゴや挿絵イラストもすべて本人作。カバーから表紙に至るまでアイデアと思いが詰まった珠玉の作品だ。