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スケールが小さい、笑える史実だけで歴史上の人物を描く“非”本格派時代劇が帰ってくる。CS時代劇専門チャンネルと関西テレビ(カンテレ)のタッグで送る大河ならぬ「小河(しょうが)ドラマ 徳川☆家康」の制作が決定した。俳優、三宅弘城(53)が現代にタイムスリップした徳川家康を演じるほか、数々の本格派時代劇に出演してきた俳優、松平健(67)が小河ドラマに初参戦する。
小河ドラマは「“大河”じゃないよ“小河”だよ!」のコンセプトのもと、スケールが小さい、笑える史実だけで歴史上の人物を描く。今回は戦国時代を終わらせ、260年を超える江戸時代の礎を築いた徳川家康が主人公だ。
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関ケ原の戦いで天下統一を果たした家康(三宅)は突然、2021年にタイムスリップしてしまう。自身を題材にした「小河ドラマ 徳川☆家康」の企画会議に迷い込み、ひょんなことから家康役を超大物時代劇俳優・白川新太郎(松平)に頼むことになる。
出演を渋っていた白川だが、家康の迫力から“本物”だと確信して翻意。家康から聞いたリアルな証言をもとに脚本を執筆したが、格好悪いエピソードの連続に視聴率は低迷。ドラマは打ち切りの危機に陥る。ドラマの行く末は、家康の運命はいかに!?
第1作で織田信長、第2作で坂本龍馬を演じた三宅が引き続き主演を務め、家康を演じる。「面白いですよ。ちょっと泣けたりもしますよ。あと楽しいですよ」と3度目の“大役”に自信をにじませた。
一方、超大物時代劇俳優・白川を演じるのは松平。ドラマ、映画で家康を演じた経験を持つが、「今まで描かれてきた家康公は、私が知る限り天下を治めた英雄で格好いい印象でしたが、今回は格好悪いところまで描いていてとても新鮮で、撮影が楽しみです」。未体験の領域に胸を躍らせている。
“天下人”となったはずの家康公が現代で巻き起こす笑える奮闘ぶりに注目だ。
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ドラマ版(全4話)は3月にカンテレ、5月にCS時代劇専門チャンネルで放送予定。さらに劇場版が3月27日~4月2日に東京・渋谷ユーロスペースで上映される。
またドラマのエンディングコーナー「小河ドラマ紀行」のナビゲーターを募集中。2月に仮想ライブ空間SHOWROOM限定でオーディションを開催する。