給付金詐欺疑い慶大生逮捕　鶴岡嵩大容疑者、野球部で捕手として活動

　松江署は２７日までに、新型コロナウイルス対策として国が支給する持続化給付金をだまし取ったとして、詐欺容疑で慶応大生鶴岡嵩大容疑者（２２）＝東京都港区＝を逮捕した。逮捕は２６日。慶応大によると、野球部で捕手として活動していた。
　逮捕容疑は、共通の知人を介して知り合った松江市の男子大学生＝詐欺容疑で書類送検＝と共謀し昨年７月、この大学生が受給対象ではないにもかかわらず、給付金を申請するよう指南。中小企業庁から給付金１００万円を大学生の口座に振り込ませて詐取した疑い。署によると、容疑を認めている。

googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });

　鶴岡容疑者はこのうち数十万円を自身の口座に振り込ませた可能性がある。申請した大学生が「不正受給に関わったかもしれない」と署に相談、鶴岡容疑者が関与した疑いが浮上した。
　慶応大広報は「本学の学生が逮捕されたことは大変遺憾だ。事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントした。