国内興収記録を塗り替えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(昨年末時点で約325億円)は興収総額の約22%を占め、「鬼滅」頼みの1年だったことが改めて浮き彫りになった。
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興収総額のうち邦画が占める割合は76・3%。13年連続で洋画を上回り、邦画興収は前年比23・1%減の1092億7000万円。「鬼滅」を筆頭に、2位「今日から俺は!!劇場版」(53億円)、3位「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(38億円)などが続いた。
洋画はハリウッド大作が相次いで公開延期になったため、落ち込みが大きく、前年比71・4%減の340億円。昨年春、緊急事態宣言下での映画館の一時休館を経て、再開後に公開された作品では「TENET テネット」が最高で27億円だった。