「鬼滅の刃」2割占めるも映画興収2000年以降最低を記録

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「鬼滅の刃」2割占めるも映画興収2000年以降最低を記録
 日本映画製作者連盟(映連)は27日、2020年の映画概況を発表した。新型コロナウイルス禍により入場者数は1億613万人で、映連が発足した1955年以降最低となった。邦画と洋画を合わせた国内興行収入(興収)の総額も現行の統計方法が始まった00年以降最低の1432億円で、過去最高を記録した前年と比べ45・1%減となった。
 国内興収記録を塗り替えた「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(昨年末時点で約325億円)は興収総額の約22%を占め、「鬼滅」頼みの1年だったことが改めて浮き彫りになった。

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 興収総額のうち邦画が占める割合は76・3%。13年連続で洋画を上回り、邦画興収は前年比23・1%減の1092億7000万円。「鬼滅」を筆頭に、2位「今日から俺は!!劇場版」(53億円)、3位「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(38億円)などが続いた。
 洋画はハリウッド大作が相次いで公開延期になったため、落ち込みが大きく、前年比71・4%減の340億円。昨年春、緊急事態宣言下での映画館の一時休館を経て、再開後に公開された作品では「TENET テネット」が最高で27億円だった。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 「鬼滅の刃」2割占めるも映画興収2000年以降最低を記録