桂文枝「２日続けて死亡届を書くなんて」妻と母を亡くした悲しみを明かす

　落語家、桂文枝（７７）が今月、妻の真由美（まゆみ）さんと母、治子（はるこ）さんを相次いで亡くしたことについてコメントした。２７日、吉本興業が運営するニュースサイト「ラフ＆ピースニュースマガジン」が報じた。
　文枝は「１月２４日、妻、眞由美が、あくる日の１月２５日、母が追うように逝去いたしました。人生の中で２日続けて死亡届を書くなんて思ってもいませんでした」と報告。まじめな人柄の真由美さんが個人事務所の社長として文枝を陰で支えていたことを明かした。
　真由美さんは昨年がんを発症。文枝は「今年に入って目に見えて衰弱していきました。亡くなる前日、眞由美が私を見つめ『ごめんねぇ』と　小さな声でいったのです」と闘病生活を振り返った。「今、書きながらも　涙が止まりません」「悲しいです。辛いです」と沈痛な胸の内をつづったが、文枝は「でも、私は２人のためにも落語と向き合って、今以上の努力をし皆様に喜んでいただくよう芸道に励みます。それしか２人に報いる手立てがありません」と決意を新たにした。

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