ＯＳＫ日本歌劇団トップスター、桐生麻耶（きりゅう・あさや）のラストステージ「レビュー 春のおどり」が２８日、大阪松竹座で開幕した。
同公演は当初、昨年４月に開催予定だったが、新型コロナウイルスのため、中止に。ダイナミックな踊りをリズミカルな歌を繰り広げる和物レビュー「ツクヨミ～ｔｈｅ ｍｏｏｎ～」と、デュエットダンスからエネルギッシュなラインダンスまで多彩な踊りで見せる「Ｖｉｃｔｏｒｉａ！」で観客を沸かせた。
３月に特別専科へ移籍するため、今回がトップスターとして最後の舞台となる桐生はカーテンコールで「世の中がこのような状況ですが、私たちに希望をくださったのはお客様。お客様が『春のおどり』を待ち続けてくださったから、今こうして初日の幕を開けることができました」と感謝。
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「見にいらしてくれたお客様の心に残るように千秋楽までしっかりと務めてまいりたいと思います」と力強く誓った。
３１日まで。東京公演は３月２６－２８日、新橋演舞場。