同日発表の国内大手8社の世界販売台数は、15・9%減の2348万5786台だった。8社全てが前年を下回り、特に日産自動車と三菱自動車の落ち込みが大きかった。
トヨタの世界販売は、新型コロナによる世界的な経済活動停滞が響き、20年4月に前年同月比でほぼ半減となるなど、一時大幅に落ち込んだ。秋から主力市場の米国や中国を中心に販売が急回復。10月からは3カ月連続で前年実績を上回った。
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トヨタは「新型コロナ禍で前年割れとなったが、1割減にとどめた」と強調。新型車の積極投入が奏功したと分析した。
VWの20年販売は15・2%減の930万5400台だった。前年3位だった日産と三菱自、フランス大手ルノーの3社連合の合計は23・2%減の779万8919台にとどまった。