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フジテレビ、ＢＳフジ、ニッポン放送の３社は合同で「楽しくアクション！ＳＤＧｓ」プロジェクトを展開することが２８日、分かった。国連サミットで採択されたＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）を番組を通じて視聴者やリスナーと一緒に実践していくことを目指す。オフィシャルアンバサダーに就任したタレント、ファーストサマーウイカ（３０）は「小さなことの積み重ねが目標のゴールにつながっていく」と力を込めた。
フジテレビ、ＢＳフジ、ニッポン放送の３社が“ＯＮＥ ＴＥＡＭ”となり、国民と一緒に地球の未来を考えていく。
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「楽しくアクション！ＳＤＧｓ」プロジェクトは、ＳＤＧｓ（エスディージーズ）について、視聴者やリスナーと一緒に学び、考え、実践していくことが目的だ。「滅亡させない?地球の作り方」を合言葉に、地球で暮らし続けるため、未来のためにできることなどを、番組を通じて若い世代を中心に伝え、世界を変えるきっかけづくりを目指す。
２０１５年に国連サミットで採択されたＳＤＧｓは、１７の国際目標で構成。「貧困をなくそう」「ジェンダー平等を実現しよう」「平和と公正をすべての人に」などの目標達成に向け、各国がさまざまな形で動いている。
３波合同企画のオフィシャルアンバサダーを任されたウイカは、ニッポン放送「オールナイトニッポン０（ＺＥＲＯ）」の月曜パーソナリティーなどで人気。歯に衣（きぬ）着せぬ関西弁トークを武器に、幅広い世代への発信力を期待される。
フジテレビは３月７日に「地球 ＨＥＲＯＥＳ～楽しく地球を救っちゃおう！！～」を生放送し、ウイカと環境・ゴミ問題解決への道を考察。同２０日にＳＤＧｓに取り組む人を紹介する「フューチャーランナーズ～１７の未来～」の特番を届ける。
ＢＳフジは、２月２７日にスウェーデン、フランス、日本のＳＤＧｓとの向き合い方をまとめた「サステイナブル・ワールド～未来へつなぐＳＤＧｓ～」をオンエア。ニッポン放送は、３月８日の国際女性デーに、ウイカがパーソナリティーを務める「ファーストＶＯＩＣＥ～あなたの声を聴かせてください（仮）」を生放送し、女性リスナーの声も発信する。
ウイカはＳＤＧｓについて「全部で１７個の目標があって、地球に住むみんなが平和に安心して暮らしていけるように、頑張っていこうということ」と要約。風呂の湯の再利用などを実践しており、「小さなことの積み重ねが目標のゴールにつながっていくことを、一人でも多くの方に伝えていければ」と、意気込んでいた。
◆フジテレビの遠藤龍之介社長（６４） 「コロナ禍という未曾有の危機に、皆が一致団結して立ち向かっている今、このコンセプトは非常にタイムリー。一人一人が地球規模の課題について、自分事として捉えることが求められています」
◆ＢＳフジの亀山千広社長（６４） 「メディアの仕事は視聴者に“考えるきっかけ”を提案し続けること。日々の暮らしの中で自分にとってできることを自然に行えるようになることが大事です」
◆ニッポン放送の檜原麻希社長（５９） 「ラジオの仲間であり、力強い言葉を持っているウイカさん、そして仲間のメディアとともに“持続可能なキャンペーン”にしていきたいと考えています」