日本の“Kawaii文化”を音楽やファッションを通して世界へ発信し続けたきゃりーが、さらなる飛躍を遂げるため立ち上がった。
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メジャーデビューから10年かけて培ってきた経験を生かし、音楽の枠だけにとどまらず、彼女がやりたいことの全てを体現できる“きゃりーのきゃりーによるきゃりーのためのレーベル”を移籍した日本コロムビア内に設立した。
「KRK LAB」とは、きゃりーぱみゅぱみゅ(KPP)ともう一人のK(=本名の私)が、表裏一体(=Reversible)となって新しい何かを生み出す場所(LAB)という意味で、きゃりー自身が命名。「実験していくようなレーベルにしたい。例えば、声優やお芝居やプロデュース業もやっていきたい。犬と行けるカフェやマンションもプロデュースしてみたい」と構想は広がる。
その第1弾が「ガムガムガール」。これまで通り中田ヤスタカ氏(40)の音楽プロデュースは変わらないが、真骨頂のエレクトロミュージックに乗せ、琴や鼓など和を意識した音色を織り交ぜた。また、♪おー茶茶茶茶茶-♪僕らの忍法 お寿司 手裏剣 コンニチワ-など日本を意識した歌詞を盛り込んだ。
北米では世界的DJのスティーヴ・アオキ(43)が主宰するレーベル「Dim Mak」からの配信が決定し、世界180カ国・地域以上でリリースされる。
MVでは、実写版映画「るろうに剣心」などのアクションを担当した谷垣健治監督(50)の手ほどきを受け、格闘シーンで7回もドロップキックを決めるなど本格的なアクションに初挑戦。きゃりーは「めっちゃ練習しました。思ったより高く飛べなかったですが、ほとんど自分でやっています。ちゃんと顔を見せてやりたかったので」とこだわりを明かす。
また、テレビの歌番組などで披露する際は、2024年のパリ五輪で正式種目に採用されるブレイクダンスとコラボしたステージに。きゃりーが実験室で生み出す新たなJポップカルチャーで世界中をあっと驚かす!
◆ニンジャ役MV、29日から公開
「ガムガムガール」のジャケット写真には本人が描いた絵が初めて採用された。また、MVは「近未来サイコキネシスニンジャムービー」をコンセプトに制作。きゃりーが超能力を使う未来の忍者に扮し、宿敵との激しい格闘シーンに挑んだ。きょう29日からYouTubeで公開される。同曲はお笑いトリオ、四千頭身と共演する任天堂スイッチ用3D対戦アクションゲーム「ニンジャラ」のCMソングにも起用されている。