調査団が滞在するホテルには29日午前、小型バス3台で数十人の中国側関係者が到着。調査団メンバーの1人はツイッターへの投稿で対面協議を始めたことを明らかにした。
調査団の訪問先には武漢市疾病予防コントロールセンターや病院も含まれる。調査団は「武漢とその周辺」での現地調査で感染流行初期の患者や、対応に当たった人たちにも聞き取りを行うとしている。
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野生動物も扱う海鮮卸売市場は初期に感染者が相次いだ。ウイルス研究所は、トランプ前米政権が新型コロナウイルスが流出した可能性を主張するなど疑惑の目が向けられており、両施設への国際調査団立ち入りが実現するか否かが注目されてきた。WHOは両施設への訪問がいつになるのかは明示していないが、実現する見通しになったとみられる。(共同)