地下鉄サリン事件のドキュメンタリー映画、事件から26年の3月20日公開 被害者の映画監督が撮影

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地下鉄サリン事件のドキュメンタリー映画、事件から26年の3月20日公開 被害者の映画監督が撮影
オウム真理教による地下鉄サリン事件の発生当日から26年となる3月20日より公開が決定した「AGANAI 地下鉄サリン事件と私」(C)2020 Good People Inc.【拡大】
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 1995年、オウム真理教により引き起こされた地下鉄サリン事件の被害者となった映画監督が製作したドキュメンタリー映画「AGANAI 地下鉄サリン事件と私」が、事件発生当日からちょうど26年となる3月20日、シアター・イメージフォーラム(東京・渋谷)で公開される。その後、全国で順次公開される。
 「ずっと苦しかった。公開が決定し、喜びよりもホッとしています」とさかはらあつし監督(54)。猛毒の神経ガス、サリンが散布された地下鉄車両に、通勤中に乗り合わせたのは28歳のとき。現在でも、年々悪化する後遺症に悩まされ、「殺されかけて生き残ったことをどう受け止めればいいのか、考え続けている」と話す。

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 「被害者として製作する責任は重く、妥協はできなかった」という自身初の長編作品で、オウムの元幹部で、後継団体アレフの荒木浩・広報部長と対峙(たいじ)した。2人でゆかりの地を旅しながら「なぜこのような事件を起こした教団を信じるのか」と問う。首都圏のアレフ道場内部でも取材を敢行し、オウムの深層を果敢に探った。
 約5年を費やし、昨年6月に完成。コロナ禍の中、同11月には、米アカデミー賞・長編ドキュメンタリー部門の前哨戦といわれる「国際ドキュメンタリー協会(IDA)アワード」の最終候補30作品にアジアから唯一選ばれ、大きな注目を集めた。
 「オウムは宗教などではなく、マインドコントロールで人の心を破壊するカルトに過ぎない」。さかはら監督は念願だった一般公開を静かに待っている。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 地下鉄サリン事件のドキュメンタリー映画、事件から26年の3月20日公開 被害者の映画監督が撮影