フィリピン、変異株対策の入国禁止解除　条件付きで２月から

　フィリピン政府は２９日、新型コロナウイルスの変異株が確認された国からの外国人入国禁止措置を解除し、２月１日から条件付きで入国を認めると発表した。同措置は変異株の流入を防ぐため昨年１２月３０日に始まり、現在は日本を含む３６カ国・地域が対象になっている。
　政府によると、入国できるのは発給済みで有効な査証（ビザ）を持っている外国人。自主隔離するホテルや施設を少なくとも７泊分、事前に予約する必要がある。
　フィリピン人は入国禁止措置の対象外で、アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）から帰国したフィリピン人男性が英国で広がった変異株に感染していたことが今月１３日に判明。その後、市中感染も確認された。（共同）

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