元大阪府知事で弁護士、橋下徹氏(51)が30日放送のカンテレ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)に生出演。27日の参院予算委員会での菅義偉首相(72)に詰め寄った立憲民主党、蓮舫代表代行(53)に苦言を呈した。
26日の予算委では、自宅やホテルで療養中に急変し亡くなった新型コロナウイルス感染者への思いを聞かれ「大変申し訳ない思いだ」と2度答えた首相を、蓮舫氏が「そんな答弁だから言葉が伝わらない」と批判。「国民に危機感が伝わらない。首相としての自覚や責任感を言葉で伝えようとする思いはあるか」と詰めた。首相は「失礼じゃないでしょうか」「伝わらないのは私に要因があるかもしれないが、精いっぱい取り組んでいる」などと反論した。
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番組でこのニュースを取り上げると、橋下氏は蓮舫氏について「一般の人がこういうふうに(首相を)責めるのはいいと思うけど、蓮舫さんは国会議員だから。国会って政策論争の場だから。青臭い言い方だけど、問題点を指摘して『こういう風にやったらどうですか』っていう、もっと建設的な提案が必要だと思う」と私見を語った。
また、「僕も知事、市長のとき、野党議員からこういうことばかり言われるんですよ。『熱意がない、自覚が足りない』って。そしたら僕は『代わりにやってみる?』って言い返してました。そう言うと、野党議員は黙っちゃう。できないと思っているから」と振り返った。