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テレビ朝日系「相棒」シリーズに厚みを加える脇役たちが“相棒愛”を語る誕生20周年特別企画の第3回は、警視庁サイバーセキュリティ対策本部の青木年男役を務める浅利陽介(33)が登場。特命係をかき乱す嫌みな男を演じて6年目。半目などこだわりの芝居で作り上げた役は、街でファンから“文句”を言われるほど親しまれており、「僕のやっていることが響いている証しだと思うので、うれしいですよ。ショックですけどね」と白い歯を見せた。(取材構成・宮越大輔)
▼「うざい」「いじめるな」視聴者の声に「うれしいけどショック」
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「青木うざい」「1周回って好き」-。嫌みで含みのある個性的なキャラクターを巧みに演じ、視聴者を“とりこ”にしているのが浅利だ。
「20年続くドラマはなかなかないので、その節目に立ち会えるのはすごくうれしいです」
東京・練馬区の東映撮影所で行った取材。「大泉学園へようこそ」と手を広げて記者を歓迎するなど役とは対照的に明るい性格の演技派は、主演の水谷豊(68)らと国民的ドラマの歴史を一緒に紡ぐ喜びをかみしめた。
「-season19」(水曜後9・0)では、サイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官・青木役を好演。極度の警察嫌いで、区役所勤務時代に杉下右京(水谷)と冠城亘(反町隆史、47)にハメられたことを根に持ち、復讐の機会をうかがっている役どころだ。
これまではフジテレビ系「コード・ブルー」シリーズでの医師役など“いい人”が多かっただけに、「ヒール役ができるのでラッキーだと思いました」と青木との出会いを歓迎。役作りのこだわりは「半目」と即答し、「やっかむ、ねたむ、すぐ文句を言う。僕のちょっとした負の部分をかなり増幅して作っているので、青木くんのおかげで僕が明るくいられるのかもしれないですね」と笑顔で“相棒”に感謝した。
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