任天堂、最高益４０００億円へ　２０２１年３月期「あつ森」好調

　任天堂は１日、２０２１年３月期の連結純利益予想を従来の３０００億円から４０００億円に上方修正した。前期比５４・７％増の大幅増益で、過去最高を更新する見通し。新型コロナウイルス流行に伴う「巣ごもり消費」を追い風に、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」向けソフト「あつまれ　どうぶつの森」の世界販売が累計３１１８万本に到達。他のヒット作にも恵まれ、スイッチ販売を押し上げた。
　２０年度のスイッチ販売計画は従来より２５０万台多い２６５０万台に上方修正した。
　同日発表した４～１２月期連結決算は、売上高が前年同期比３７・３％増の１兆４０４４億円、純利益は９１・８％増の３７６６億円だった。

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