名古屋市のシンボル、名古屋城で1日、「金のしゃちほこ(金しゃち)」の16年ぶりの地上展示に向けて天守部での足場設置作業が始まった。来週には囲いで覆われて天守での姿はいったん見納め。3月上旬にヘリコプターで地上に下ろし、地上展示の後、7月中旬ごろに再び天守に戻す予定。
1日の作業では天守の屋根に上がるためのはしごなどが設置された。市担当者は「金しゃちがある天守閣を期待する人には申し訳ないが、『金しゃちのない』姿もめったにないのでぜひ見てほしい」と話した。
金しゃちの地上展示は新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ地域経済を元気づける狙い。期間は3月20日-7月11日。
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