2019年参院選広島選挙区を巡る公選法違反事件で、先月21日に一審有罪判決を受けた参院議員河井案里被告(47)=自民離党=が議員辞職する意向を固めた。山東昭子参院議長に3日に辞職願を提出し、参院本会議で許可される見通しだ。複数の関係者が2日明らかにした。参院広島選挙区補欠選挙は4月25日の衆院北海道2区、参院長野選挙区の2補選と同じ日程となる。有罪が確定すれば当選無効になり失職するが、その前に辞職を選んだ。
案里議員は初当選した参院選で公選法違反(買収、事前運動)罪に問われた。失職のケースは(1)自身の有罪確定(2)同時に起訴された夫で元法相の克行被告(57)の有罪による連座制適用(3)公設秘書の確定した有罪による連座制適用-の3通りあった。
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