訴状によると、堀越高は校則で「特定の男女間の交際は、生徒の本分と照らし合わせ、禁止する」と規定。2019年11月20日、教員が当時3年生だった女性と男子生徒の交際を把握し、面談した。女性が交際を認めると、校長は2日後に「自主退学するように」と勧告。女性は納得しなかったが、学校側から早急に転校手続きを取らなければ卒業に必要な単位が取れなくなると言われ、大学の推薦も取り消されたため、退学を余儀なくされたとしている。女性はその後、他の高校に編入した。
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女性側は校則について「不合理な規定で無効だ」と主張。教員から性交渉の有無を執拗に尋ねられたとして「プライバシーの侵害で多大な精神的苦痛を受けた」としている。
堀越学園は取材に「今後、裁判で主張を明らかにする」としている。