お笑いコンビ、おぎやはぎの小木博明（４９）と矢作兼（４９）が５日放送のＴＢＳラジオ「おぎやはぎのメガネびいき」（木曜深夜１・０）に出演。インターネット上で２人を殺害するなど書き込んだとして、警視庁新宿署に脅迫と威力業務妨害の疑いで逮捕された男について言及した。男は「仕事上のストレスでやってしまった」と容疑を認めており、他にも芸能人やテレビ局などに、殺害や爆破の予告を１００件以上投稿したと供述しており、署が調べている。
番組冒頭、矢作がこの件について切り出すと「いろんな人から（連絡が）来たよ。大丈夫かって」と知人からいくつか連絡をもらったことを話し、「俺達は結構前から知ってるから。警察が来てね」と事前に注意喚起がされていたことを明かした。また矢作は「この２～３週間知ってたから、夜近所とか歩くとき、すれ違う男がちらっと俺の方見たら、すれ違いざま後ろ見て自意識過剰なやつみたいになってた。『こいつ俺のこと見た』」と恐怖心があったと振り返った。
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小木はこの件について「こういうのは抑止力のためにさ。考えられる一番重い刑をこいつに求めたい」とコメント。「やっぱ、これで軽く済むとほかに追随してくるやつも出てくるし。こういうことで無期懲役とかになれば、やる人もいなくなるでしょ？ だって爆破だよ？ 爆破ってことはテロリストだよ？ だから俺は犯人がテロリストだと思って、警察に伝えて行こうかなと思ってる」と持論を語った。
これに対し矢作は「まあ伝えるだけは伝えればいいと思う」とした一方で、「俺たちのことは一旦置いといて、そういうことをされた人たちの気持ちがわかる。仮に、（犯人が）逮捕されてすぐに刑務所に入るとするじゃない、一年。一年経ったら出てくるわけじゃない。出てきたとき、すごい怖いよね」と吐露。「他にもストーカー被害にあった人とか、ちょっと狙われた人。（犯人が）たいした罪にならなくて、（刑務所から）２～３年とかで出てきた後の恐怖。それの気持ちがわかったよね」と共感した。小木もうなずき「これに関しては許しちゃいけないんじゃないかと思う。この後のためにも」と強調した。