作家、乙武洋匡氏(44)が5日、、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・0)にリモートで生出演。女性蔑視とも取れる発言を謝罪した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)について言及した。
森会長は3日に出席した日本オリンピック委員会の臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言し、物議を醸していた。4日、東京都内で会見し、「深く反省している。おわびをして、訂正、撤回したい」と陳謝。辞任の可能性を否定した上で「邪魔だといわれれば、老害が粗大ごみになったのかもしれないから、掃いてもらえばいい」と語った。
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乙武氏は「発言自体が『はぁ!?』っていう感じのもの」としつつ「森さんの年齢を考えると、そういう時代を生きてきたんだろうなということは言えると思う」と推測した。つづけて「もっとがっかりした」こととして「この価値観は変えていかなきゃいけないんだと反省している姿がちゃんと出れば良かったんだろうと思うんですけど、完全に『いやいや、俺は悪くないだろう』っていうのがにじみでてしまっていましたよね」と指摘。「真摯に学んでいくっていうのがいくつになっても必要なのかなとすごく考えさせられました」と語った。