この日決算を発表したドコモは、格安料金プラン「ahamo(アハモ)」の申し込みが約2カ月で100万件を超えたことも明らかにした。
政府の要請を受けた値下げの影響が表れる22年3月期の業績については、通信料収入の落ち込みを非通信事業やコスト削減によりどこまでカバーできるかが焦点だ。3社とも営業増益の継続を目指す。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
ドコモの井伊基之社長は決算発表の記者会見で「他社が新プラン発表後も順調にアハモの申し込みが伸びている」と手応えを口にした。ただ「実際に何割が契約に至るか楽観はしていない」とも述べた。提供開始は3月26日に決まった。
ドコモの売上高に当たる営業収益は前年同期比0・1%減の3兆5131億円、純利益は4・5%増の5669億円だった。営業利益は4・3%増の8218億円。
ドコモはNTTの完全子会社化に伴い昨年12月に株式の上場を廃止した。