ドクターXの名せりふの語源は元柔道選手、松本薫さん/芸能ショナイ業務話

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ドクターXの名せりふの語源は元柔道選手、松本薫さん/芸能ショナイ業務話
「ドクターX」制作発表記者会見で、決めぜりふの“生みの親”だった松本さん(右)から花束を受け取る米倉=東京・六本木(撮影・桐原正道)【拡大】  女優、米倉涼子が主演する人気ドラマシリーズの第6弾「ドクターX~外科医・大門未知子~」(木曜後9・0、テレビ朝日系)が17日からスタートする。 米倉演じる孤高の天才外科医、大門未知子の名ぜいふ「私、失敗しないので」は、2012年ロンドン五輪柔道女子57キロ級金メダルの松本薫さんの勝利インタビューから生まれた。 脚本を務めた中園ミホさんによると、中園さんがシリーズ1作目を執筆中に大門だけがキャラ設定できずに困っていた際、ロンドン五輪で金メダルを獲得した松本さんが元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造さんのインタビューに答える姿をテレビで見たという。 松岡さんが「決勝戦でミスしたら終わりですよね」と話しかけると、松本さんは「私、ミスしないので。自信があるので」とキッパリ。その堂々とした姿と発言に中園さんは「しびれた」といい、名ぜりふが生まれるきっかけとなった。 「私、失敗しないので」は、今や「ドクターX」の代名詞にもなっているが、中園さんは「それ(松本さんが発した『私、ミスしないので』)を日本語にしただけなんですが、あの時に松本さんが金メダルを取っていなかったら(この言葉は)生まれていなかった。松本さんにお会いしたら印税を払わないと」と照れながら明かす。その後は「いたしません」など、ほかのせりふも生まれていったという。 この件について、松本さんは「あの時は野獣だったので、負けるとか失敗するやミスをするなんて1ミリも思ってませんでした」と振り返り、「恐縮しますね」と心境を明かした。 現在は東京・高田馬場の東京富士大キャンパス内に自身が手掛けたアイスクリーム店で働く傍ら、第2子を妊娠中とママでもあり、「大門先生と上の子が2歳で言葉が分かるようになったので一緒に見たい。いつもドラマを見ているので勝手に(大門と自分を)重ねているんです。大門未知子は格好いい女。誰にもこびず自分の考え出した答えで自分の道をいくのが素晴らしい」としおらしく語った。 名ぜりふの“語源”を知ったことでドラマを違った見方ができるかも!?(ちゅん)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ドクターXの名せりふの語源は元柔道選手、松本薫さん/芸能ショナイ業務話