俳優、長谷川博己(43)が6日、NHK「土曜スタジオパーク」(土曜後1・50)に生出演。自身が主演する大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・0)が7日に最終回を迎えることを受けて、心境を明かした。
戦国武将・明智光秀の生涯を描く同作。長谷川は一昨年6月3日から撮入、新型コロナウイルス禍での3カ月間の撮影中断を経て、昨年12月27日にクランクアップした。クライマックスを控え「放送が終わらないとまだ終わった気になれないというか。あしたオンエアが終わった後にようやくホッとできるんじゃないかなという気がします。いろんなことがありましたからね」とさまざまな思いを込めた長谷川。
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最終回で描かれる本能寺の変については「(織田)信長パートと光秀パートがあるんですけど、僕のところだけで言ったら本能寺を前にして10分ぐらい本能寺が燃えてっていうところを見ているシーンがあったんですけど、10分ぐらいずっと(カメラを)回してくれていたんですよね。そのときに今までの信長との思い出が走馬灯のように浮かび上がってきてですね。いろんな感情が湧き上がって、もう泣いたり叫んだりとか」と撮影秘話を明かしたが、直後に「言いすぎちゃった、俺」と苦笑いを浮かべた。
最終回の見どころについては「本能寺の変まで光秀が苦悩し、大きな決断をするまでの道のりがすごく細かく描かれています。その決断をして倒そうとする者、討たれる側の葛藤、それを見守る人々の姿、そういうものが全て怒涛(どとう)のように進んで、衝撃のクライマックスを迎えます」と熱を込めてアピール。「1年半以上やってくると、スタッフもキャストも作品自体も熟成度が増している感じがする。そういう集大成が最終回に残っていると思いますので、ぜひ楽しみにしてください!」と視聴者に呼びかけた。