KinKi Kids・堂本光一(42)とKAT-TUN・上田竜也(37)の師弟コンビによる2日連続対談の後編。東京・丸の内の帝国劇場で3月31日までミュージカル「Endless SHOCK-Eternal-」に出演している2人が、作品への愛はもちろん、互いへの思いも赤裸々に告白。光一が上田を“イジる”など、随所に師弟愛が垣間見えた。(ペン・渡邉尚伸)
■ひっくり返したおもちゃ箱から強い物語性に
--「SHOCK」は初演から21年たった
光一「初演とは全くストーリーが違います。(ジャニーズ事務所前社長の)ジャニー(喜多川)さんのおもちゃ箱をひっくり返したような当時の内容は、例えば言葉の通じない人が見ても無条件で楽しめる魅力的な作品なんです」
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--現在は物語性が強い
光一「ただ、2004年頃かな…。自分の向かう先みたいなものが欲しくなった。例えばジャニーさんが手掛けた舞台『ジャニーズ・ワールド』(※1)などは若いエネルギーを放てば、お客さまに無条件で感動していただける。『SHOCK』は自分が年齢を重ねていけば、その部分がどんどん衰えていくんですよね(笑)。自分や作品のことをしっかり見つめて作らないと、お客さまが納得してくれなくなってしまう」
--例年2、3月の公演だが、昨年の会見では上演時期を変えたいと
光一「コロナ禍だからじゃなく、数年前から言い続けていることで。冬の乾燥する時期に全員代役のいないシングルキャストで、この濃い内容ってけっこう大変なんです。体のことを考えると、かなりリスクが高い。今後は(主催側と)相談しながらですね」
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