タレント、テリー伊藤(71)が7日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に生出演。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が女性蔑視と受け取れる発言で批判を浴びた騒動について、私見を述べた。
「女性蔑視」と受け取れる発言で批判を浴びた東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森会長は4日、東京都内で会見。自身の発言を「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現」と撤回し、謝罪した。ただ、辞任は否定し、質疑では居直ったり質問を遮ったりして逆ギレする場面もあった。
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コメントを求められたテリーは「発言もそうだったけど、記者会見はノーガードだった」と言い切った。「(五輪相の)橋本(聖子)さんに対する批判もあるかもしれないけど、森さんが辞任しなかったら、今後もこういうことは起きてきます。(森さんが)辞任しなかったら、小池(百合子)さん、橋本さん、他の女性に対しても飛び火する。その判断を森さんはしなきゃいけない」と指摘。「僕はテレビ業界にいるんですが、優秀なカメラマンやスタッフは女性の方が多い。森さんは優秀な女性を目の当たりにするという、感じ取る力がなかったような気がする」と分析した。
森会長は謝罪会見で「邪魔だといわれれば、老害が粗大ごみになったのかもしれないから、掃いてもらえばいい」と語った。テリーは「老害」という言葉について、「ご老人に対する失礼な言葉」と不快感をあらわにし、「ご老人でも優秀な人はたくさんいらしゃる。(森会長は)会見で凛とした態度を取っていればいいんですけど。こんなこというと失礼かもしれないんだけど、町内会のおっちゃんみたいな受け答えをしているから、彼はダメだったんですよ」とコメント。「本当にしっかりしてないなー、こんな人に任せられるのかな」と本音を漏らした。